長崎出島より以前に、オランダ貿易が行われた平戸島の歴史西洋甲冑・大砲・貿易品等貴重な資料が展示されています。
観覧時間:約15分、入館料:800円(観光料金外)
オランダ商館
歴史好きな社員のヒトコマ平戸一帯は、1609(慶長 14)年和蘭船が入港し、1641(寛永 18)年長崎出島に移転するまでの約 33 年間、平戸が我国唯一のオランダ貿易港として賑わった。商館
は当初、土蔵付き民家を借りてスタートしたが、その後周囲の民家を壊して、新たに建築。本館をはじめ、宿泊所、調理上などが整備された。貿易の積み荷
を保管する倉庫も何棟も建築され、1639 年には日本ではじめての西洋の石造建造物とされる「1639 年築造倉庫」が完成。1641 年、幕府の命により商館は取
り壊され貿易は長崎出島に移転した。2011 年 9 月 20 日にオープンした「平戸オランダ商館」はこの倉庫を忠実に復元した貴重な建物である。中には当時の貿易に関する資料や貿易品などを展示している。(平戸市 観光課 ほっこりHIRADOより)