佐世保の送迎や市内観光にご利用ください。

電話予約
採用情報
求人募集中!
観光コース

松浦史料博物館

松浦史料博物館
平戸城建て直し前、松浦藩主の旧家で、県指定有形文化財であり12,500点が収蔵展示してあります。
観覧時間:約15分、入館料:800円(観光料金外)

松浦史料博物館

歴史好きな社員のヒトコマ平戸中心部の商店街の坂の上(平戸市鏡川町 12 番地)に、1893(明治 26)年に旧平戸藩主松浦家の私邸として建てられた鶴ヶ峯邸及び松浦家に代々伝わる資料を、第 39 代松浦陞より寄贈を受け、1955(昭和 30)年 10 月に登録博物館として設立されました。収蔵資料は、国指定重要文化財、県指定有形文化財を含む約 3 万点余りです。展示資料は平戸や松浦家の歴史を物語るもの約 300 点です。
博物館庭の、茶室閑雲亭では呈茶を致しております(有料) (「松浦史料博物館」パンフレットより)とのことです。また、平戸オランダ商館は姉妹施設で共通券
が利用できます。
私個人的には資料的価値については分かりませんが、禁教期のキリシタン弾圧の「元和大殉教図」(ローマのジェズ教会保管とのことですから写しでしょう、絵の左下の海上には数隻の船があり松浦藩の三ツ星の家紋が描かれていると説明書きにあります)や捕えられたキリシタンへの拷問の絵や踏絵などが印象的で
した。特に、遠藤周作さんの小説「沈黙」を最近読み返したばかりだったので「穴吊りの刑」の絵が私の目を引きました。この刑は「この時代最も過酷な拷
問と言われた。その内容は、1メートルほどの穴の中に逆さに吊るす、というものであったが、そのやり方は残酷極まりない。吊るす際、体をぐるぐる巻き
にして内臓が下がらないようにする。すると頭に血が集まるので、こめかみに小さな穴を開け血を抜く、などそう簡単に死なないようにし、さらに穴の中に
汚物を入れ、地上で騒がしい音を立て、精神を苛んだ。(ウイキペディアより 出典「日本キリスト教殉教史」片山弥吉著時事通信社、(片岡弥吉では?報告者))」
とあります。因みに天正遣欧少年使節の一人中浦ジュリアンもこの刑で殉教したのですが、そのときともに受刑したのが小説「沈黙」にも重要人物のひとり
として登場するクリストヴァン・フェレイラ司祭でした。

PAGE TOP