三重塔では、日本最大級であり、朱色の鮮やかさは素晴らしいです。三重塔内の資料館だけが有料となっております。
観覧時間:約15分、入館料:500円(観光料金外、外観観覧無料)
最教寺
所在地:長崎県平戸市岩の上町 1206-1 九州八十八か所霊場 77 番
真言宗智山派の仏教寺院。山号は高野山。本尊は虚空蔵菩薩像。「西の高野山」とも称される。約 3 万坪のもの境内に国指定の重要文化財「絹本着色仏涅槃図」
他、鎮信以来、歴代平戸藩主の松浦氏から奉納された品々等の寺宝を霊宝館に展示している。高さ 33.5mの三重塔(平成元年建立)は三重塔としては日本最大級。
歴史好きな社員のヒトコマ伝承によれば、当寺がある場所は日本に真言宗を伝えた空海(弘法大師)が唐から帰国して初めて護摩を焚いたところと言われ、真言宗に帰依していた鎮信はこの地に寺院の建立を思い立った。しかし、当時この場所には曹洞宗の勝音院という寺院があり、鎮信は移転を要望したが住職の竜吞はこれを拒否し、最終的に鎮信は勝音院を住職諸共焼き払ってその跡地に最教寺を復興したという。
その後、鎮信はしばしば竜吞と弟子の英鉄の霊に悩まされていたがある時当寺に参詣していたところ、赤子の泣き声で亡霊が退散しその後悩まされることがなくなったと言う言い伝えがあり、当寺ではこれを起源とする「子泣き相撲」が毎年 2 月 3 日の節分の日に行われている。(ウィキペディア)
お地蔵さまのことをちょっと書いたので、少しだけ…
お地蔵さま…地蔵菩薩は我々庶民的な見方からすれば、優しい仏様です。仏様はみんな優しいのですが特にそんな印象を受けます。
地蔵菩薩は仏教の信仰対象である菩薩の一尊。
サンスクリット語でクシティガルパと言う。クシティは「大地」、ガルパは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」としている。大地が全ての命を育む力を蔵するように、苦悩の人々を、その無限の大慈悲の心で包み込み、救うところから名付けられたとされる。
日本における民間信仰では道祖神としての性格を持つと共に、「子供の守り神」として信じられており(略)(ウィキペディア)とあります。
ですから、道端に祀られていたり、赤い前掛け(涎掛け)を着けていらっしゃるんですね。我国の浄土教の祖の一人、空也上人の作とされる賽の河原の地蔵菩薩和讃は悲しく胸を打つとともに地蔵菩薩の深い慈悲に涙を誘われます。
仏教への理解とその日本化がこの頃には既に、かなり深まっているように思います。